Dog owners犬の飼い主様へ
ワンちゃんは体調が悪くなった時にわずかな変化がみられることがあります。
その時のわずかな変化に気づかれずに病気が進行することもあります。
定期的な健康診断や感染症予防により病気の早期発見、早期治療が可能になります。
また、小さい頃から病院に慣れておくことで入院や手術時にストレスを最小限に抑えることが可能です。
子犬を迎えたらI greet the puppy
おうちに来たらまずは病院へ
獣医師の診察でこれから注意をしなければいけないこと、予防方法、健康管理などについてお話をいたします。
身体検査
一般的な身体検査により先天的な異常や犬種によって注意すべきことなどがあるかどうかをチェックします。(関節、心臓・肺のチェック、骨格の異常、口腔内の異常などを検査します)
糞便検査
おうちに来るまでは集団生活をしていたワンちゃんは、症状が出ていなくても寄生虫などに感染していることがあります。特に症状が出たあとでは体力がない小さいワンちゃんは集中的な治療が必要となることがあるため早期に感染をチェックすることをおすすめします。
また、ご家庭に小さいお子さんがいる場合は、一部の寄生虫は人への感染の報告があるものもあるため必ず受診してください。
子犬の予防(1歳以上の成犬の予防は異なります。)
混合ワクチン
混合ワクチンは子犬の時に通常約4週間の間隔で3回接種を行います。
混合ワクチンには種類がありますが、どのような種類のワクチン接種をするかは、年齢や体質・生活スタイルなどを考慮して決めます。
狂犬病ワクチン
法律で接種が義務付けられているワクチンになります。
ワンちゃんを飼育した場合、各市町村へ登録をして年1回、狂犬病ワクチンの接種を行います。
ワンちゃんから人へも感染する人獣共通感染症です。発症した場合の致死率は100%のウイルス感染症です。(混合ワクチンとは同時接種ができないため混合ワクチン接種後に狂犬病ワクチン接種を行います。)
ノミ・ダニ予防
お散歩デビュー前にノミダニの予防を行います。3月〜12月までの予防になります。
人にうつる感染症をダニが媒介する場合があるため、ご家族に感染する前の予防が大切です!
フィラリア予防
5月からは蚊を媒介して心臓に寄生するフィラリア症の予防をします。体重によって薬の量が異なるため、体重を測定してお薬を処方いたします。体重が安定したらまとめて処方や注射での予防もできます(年1回の注射での予防)